「労働衛生工学」50年の歩み

  機関誌「労働衛生工学」は昭和37年(1962年)の第1号から概ね年1号が発行されております。
例外はありますが、 学会におけるシンポジウムの内容を掲載しており、シンポジウムと対応する労働衛生工学の号数は以下のとおりです。
( )内はシンポジウムの内容を掲載した機関誌「労働衛生工学」の号数です。
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年次開催地会場シンポジウムのテーマ実行委員長
S36(1961)10月東京 千代田公会堂発会式(設立準備会:2月6日、発会:9月22日)
1S37(1962)1月東京 日仏会館エアロゾル(粉体および煙霧体)に関するシンポジウム森 芳郎
2S37(1962)10月大阪 関電ホ-ル有害ガスに関するシンポジウム梶原 三郎
3S38(1963)11月横浜横浜市開港記念会館騒音と振動に関するシンポジウム佐藤 鑑
4(4)S39(1964)10月東京早大理工学部西大久保校舎特殊労働環境に関するシンポジウム
-地下及び密閉環境における労働衛生工学-
房村 信雄
5(6)S40(1965)10月川崎労働衛生研究所事業場およびオフィスにおける環境温度シンポジウム山口 正義
6(8)S41(1966)12月大阪大阪科学技術センター重金属中毒の予防について新津 靖
7(9)S42(1967)10月東京慶応義塾大学医学部北里記念講堂環境中有害物の測定と評価外山 敏夫
8(10)S43(1968)10月札幌北海道大学工学部講堂寒冷と労働射場本 勘市郎
9(11)S44(1969)11月神戸川崎重工保健会館労働環境改善の基本と応用-労働環境における気中有害物の処理技術について-小川 捨雄
10(12)S45(1970)10月東京国立公衆衛生院実験のための粒子状物質並びにガス又は蒸気の発生装置鈴木 武夫
11(13)S46(1971)12月川崎労働衛生研究所労働環境における有害物質の微量定量法坂部 弘之
12(14)S47(1972)11月横浜神奈川薬業会館地下人工環境について小林 義隆
13(15)S48(1973)12月大阪大阪府商工会館マイクロウェーブ、赤外線、レーザ光線、紫外線、電離放射線、超音波、、振動、騒音等の生体への影響とその防御方法原田 章
14(16)S49(1974)11月東京国立教育会館気中有害物濃度測定のための捕集方法の検討多田 治
15S50(1975)11月東京機械振興会館環境管理のための作業環境中有害物のサンプリングと環境評価の方法黒瀬 元雄
16(17)S51(1976)11月瀬戸愛知県労働者研修センター医学、生物における量-反応(dose-response)の関係とそれにもとづく工学的対策長谷川 敏彦
17(18)S52(1977)11月東京機械振興会館作業環境測定においておこし易い誤りについて高田 勗
18(18)S53(1978)11月千葉千葉共済会館環境中有害物測定の原点的考察大八木 義彦
19(19)S54(1979)11月岐阜岐阜県婦人生活会館呼吸器保護具の実際の研究の現状館 正知
20(20)S55(1980)11月東京機械振興会館作業環境内の気中有害物濃度の管理基準について外山 敏夫
21(21)S56(1981)11月東京中央鉄道病院アスベストおよび有機溶剤取扱い業務における労働衛生工学谷沢 平八郎
22(22)S57(1982)11月名古屋愛知県医師会館労働衛生工学における振動の計測、評価および対策に関する最近の動向錫村 満
23(23)S58(1983)11月東京後楽園会館曝露濃度測定技術の現状輿 重治
24(24)S59(1984)11月岡山岡山ロイヤルホテル作業管理に関連する生物学的モニタリングの意義とその技術の現状緒方 正名
25(25)S60(1985)11月大阪大阪建設交流館有害光線の測定、障害および対策技術に関する労働衛生工学的問題点堀口 俊一
26(26)S61(1986)11月東京後 楽園会館作業環境管理における工学的対策の現状木村 菊二
27(27)S62(1987)10月盛岡岩手県医師会館OA作業場における作業環境管理角田 文男
28(28)S63(1988)11月東京後楽園会館半導体製造作業における労働衛生管理の現状と工学的対策について左右田 礼典
29(29)H元(1989)11月東京虎の門パストラル21世紀における4大有害要因への対応小峰 弘久
30(30)H2(1990)11月京都京都科学会館時間荷重平均濃度測定法としての拡散型サンプラー池田 正之
31(31)H3(1991)11月北九州産業医科大学ラマツィーニホール人造鉱物繊維に係る諸問題馬場 快彦
32(32)H4(1992)11月横浜ワ-クピア横浜職場騒音への対応をめぐる最近の動き今宮 俊一郎
33(33)H5(1993)11月大阪大阪YMCA会館電器産業における労働衛生工学的対応内藤 勝巳
34(34)H6(1994)11月東京後楽園会館労働衛生保護具櫻井 治彦
35(35)H7(1995)11月広島広島厚生年金会館作業負担の人間工学田中 昭文
36(36)H8(1996)10月名古屋名古屋国際会議場作業環境における空気浄化技術小森 義隆
37(37)H9(1997)11月郡山日本大学工学部手持動力工具の振動に関わる労働衛生菅野 宗和
38(38)H10(1998)10月長野山王共済会館環境のリアルタイム測定技術の現状入江 建久
39(39)H11(1999)11月東京中野サンプラザ作業環境測定の義務付けのない作業場における環境管理名古屋 俊士
40(40)H12(2000)11月水戸サンシャイン常陽職場におけるリスクアセスメントと作業環境管理村上 正孝
41(41)H13(2001)10月神戸神戸国際会議場作業環境における曝露防止対策の動向住野 公昭
42(42)H14(2002)11月大分大分東洋ホテル溶接作業に係わる労働衛生問題と対策田中 勇武
43(43)H15(2003)10月札幌ホテルライフォート札幌リスクアセスメントに係わる曝露推定のための計測・評価手法窪田 英樹
44(44)H16(2004)11月東京タイム24化学物質等に係るリスクアセスメント・リスクマネージメント等を巡る内外の動向本間 克典
45(45)H17(2005)11月高松香川県県民ホール石綿に関する最近の動向中川 利一
46(46)H18(2006)11月仙台ホテルメトロポリタン仙台リスクアセスメントの現状と今後の展望田中 勇武
47(47)H19(2007)11月名古屋今池ガスビル労働衛生管理の過去・現在・未来加藤 隆康
48(48)H20(2008)11月京都ホテルルビノ京都堀川計測・分析デ-タとその信頼性の確保について高田 志郎
49H21(2009)11月金沢エクセルホテル東急1.ナノ粒子と作業環境での測定・分析
2.建材等バルク試料中の石綿測定法に関する最近の動向
神山 宣彦
50H22(2010)11月東京鉄鋼会館1.繊維状物質の有害性評価の現状と課題
2.「設立50周年記念講演会」:日本労働衛生工学会創設期の経緯について、日本労働衛生工学会の今後
田中 勇武
51H23(2011)11月宇都宮栃木県総合文化センターインジウム・スズ酸化物等を取り巻く環境について菅野 誠一郎
52H24(2012)11月福岡博多サンヒルズホテル第1部「管理濃度改正の動向」
第2部「受動喫煙対策について」
田吹光司郎
53H25(2013)11月神奈川かながわ労働プラザ個人ばく露濃度測定の導入をめぐって名古屋俊士
54H26(2014)11月大阪梅田スカイビルタワーウエスト発がん性が認められた有機溶剤の対応について髙山 正
55H27(2015)10月函館函館国際ホテル化学物質のリスクアセスメントの義務化に向けて池田和博
56H28(2016)11月下関海峡メッセ下関化学物質のリスクアセスメントについて-リスクアセスメントのツールについて保利 一
57H29(2017)11月静岡静岡県コンベションアーツセンター 経皮ばく露への対応について土屋 眞知子
58H30(2018)11月富山富山国際会議場 大手町フォーラム 労働環境における工学的対策の変遷と今後の展望田村三樹夫
59令和元(2019)11月福島福島県産業交流会館「ビッグパレット」 呼吸用保護具の現状と今後の展望秋田環境測定医センター(株) 代表取締役 森 洋
60号記念号令和2(2020)11月滋賀 滋賀県立県民交流センター「ピアザ淡海」 新型コロナ感染拡大のため第60回学会は開催延期。機関誌は60号記念号として発刊一般財団法人 京都工場保健会 佐本 一
61号令和3(2021)11月香川県 香川県県民ホール(レグザムホール) 「化学物質の自立的管理」と「労働衛生の三管理」:労働衛生の三管理の再認識川崎医療福祉大学名誉教授 田口豊郁
62号令和4(2022)10月姫路市 アクリエ姫路(姫路市文化コンベンションセンター) 第61回姫路学会中央労働災害防止協会大阪労働衛生総合センター 上席専門役・衛生管理士、博士(医学) 東久保 一朗

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